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ミュージカル「ひめゆり」を観劇してきました

戸田市文化会館で上演中の
ミュージカル座「ひめゆり」を観劇してきました[目]

初演から今年で23年目の「ひめゆり」の上演だそうです

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私は
1998年 世田谷パブリックシアターで
上演された「ひめゆり」で
ひめゆり学徒隊のゆき役で出演させて頂きました


☆1998年キャスト☆
キミ:伊藤恵理さん、上原婦長:鈴木ほのかさん 
ふみ:比企理恵さん 滝軍曹:岡幸二郎さん


見ていると懐かしいシーンや歌が沢山あって
その当時の共演者の事や
稽古の事を思い出す瞬間がありましたが
徐々に「ひめゆり」の作品の中へ引き込まれていました

初演から今年で23年目と長い年月が経ちますが
今もこうして作品が歩き続けている事は
「平和」な世の中を後世に伝えていく
貴重な作品だと感じながら見ていました



令和に入って「昭和」の「和」が入っていますが
「平和への思い」を受け継ぐ意味も
入っていると感じています
「平和」だからこそ 希望を持つ事が出来
前に進め・・こうしてお芝居も見る事が
出来ると「ひめゆり」を観ながら
改めて感じていました!

岡ちゃんと.jpg

1998年ご一緒した岡さんの滝軍曹は
本当に鬼軍曹というイメージが
とても強かったのですが(スイマセン・・)
今回の滝軍曹は家族を大切にする一面が歌からも感じ
戦争によってどんどんと鬼軍曹に変わっていってしまう
一人の人間が戦争によって
心を壊されてしまう
人を変えてしまう
本来の自分ではなくなってしまう
そんな所もみられて鬼軍曹というイメージだけではない
人の柔らかい部分もみられた所は新しい発見でした


「今生きるか死ぬか」の時間が続いていくと
人は極限まで追い込まれてしまい
誰もがそうなりかねてしまう
人間の危うさも感じていました


原田優一さんの檜山上等兵を見るのは今回初めて!
戦争によって生まれてしまった
彼の苦しみや葛藤がすごく伝わってきて
心が押しつぶされそうになるくらい
とても迫力ある演技でした
素晴らしかったです

優一くんと.jpg

この作品が「今が平和な時代なんだと」
気付かせてくれる作品
この先もこの作品が歩き続けてくれることを願っています


終演後
レミゼ94年組の岡幸二郎さん
原田優一さんとお会いしました

2人と.jpg

7月15日(祝・祝)まで戸田市文化会館
ミュージカル座「ひめゆり」上演しています

このタイミングでぜひご覧頂きたいと
この作品に関わった一人として感じております

よろしくお願いします

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